Herbal Note
ハーブの世界へようこそ
それぞれの植物が持つ物語や魅力をご紹介
それぞれの植物が持つ物語や魅力をご紹介
オレンジピール
ダンディライオン
ローズヒップ
ネトル
ミルクシスル
マルベリーリーフ
ヨモギ
ハトムギ
ケツメイシ
ケツメイシ
(自家栽培)
ドクダミ
ドクダミ
(野生採取)
ギンコウ
ヨモギ
(野生採取)
バレリアン
レモンマートル
(自家栽培)
レモングラス
レモングラス
(野生採取)
ドライアップル
カモミールジャーマン
カモミールジャーマン
(自家栽培)
カレンデュラ
カレンデュラ
(自家栽培)
オレンジフラワー
ステビア
パッションフラワー
リンデン
エルダーフラワー
クロモジ
タイム
ペパーミント
ペパーミント
(自家栽培)
クロモジ
タイム
リコリス
シナモン(カシア)
Echinacea
キク科
ムラサキバレンギク属
学名: Echinacea purpurea
原産地・分布: 北アメリカ。アメリカ合衆国の中部〜東部を中心に、草原や開けた森林などに自生
利用部位: 地上部・根
香: 草原や乾いた大地を思わせる、素朴で少しアーシーな香り。
味:使用部位によって若干味に違いがありますが、全体的にはほんのりとした甘味があり、後味はさっぱりとクセがなく、比較的飲みやすい味わいです。
葉が多いティーは海藻様の風味があります。ローズヒップとブレンドすると昆布茶のような味に。
根の部分が多いティーは、僅かに舌にピリッとした刺激感が残ります。この感覚はエキナセアに含まれるアルキルアミド類によるものです。
水色: 淡い黄色〜黄緑色。葉が多いほどやや赤みを帯びた褐色になります。
一杯あたりの目安: 約2〜3g(ティースプーン山盛り1杯程度)
抽出時間の目安: 3~5分
抽出温度・方法: 100℃
エキナセアは単独では少し草っぽさが目立つため、苦手な方はほかのハーブと合わせると飲みやすくなります。
熱湯を注いでフタをし、5分ほど蒸らしてください。レモングラスやミントなど、爽やかな香りのハーブを合わせると、エキナセアの素朴な風味がすっきりまとまります。
特徴的なピリッとした刺激感も、エキナセアならではの味わいのひとつです。
ブレンドの相性
レモングラス、レモンマートル、レモンバーム、ローズヒップ、ペパーミント、ジンジャー、ハニーブッシュ、緑茶など。
草っぽさのあるエキナセアには、柑橘系やミントなどの爽やかな香りを合わせると軽やかに。スパイス系とも相性がよく、冬のハーブティーにも取り入れやすい組み合わせです。
【効能・作用・研究】
エキナセア・パープレアには、アルキルアミド類、チコリ酸などのカフェ酸誘導体、多糖類など、さまざまな成分が含まれています。特にアルキルアミド類とチコリ酸は、エキナセアを特徴づける成分としてよく研究されています。
エキナセアは、古くから「感染症に用いる植物」として利用されてきました。現在では、風邪やインフルエンザ、コロナウイルスなどの上気道感染症についても多くの臨床研究があります。アルキルアミドや多糖類などについて、免疫細胞の働きや炎症反応を調節する作用が、現在も盛んに研究されているハーブです。
チコリ酸などのポリフェノールには抗酸化作用があり、エキナセア抽出物について炎症反応に関わる作用も研究されています。
【植物のこと】
エキナセアは、夏から秋にかけて紫〜赤紫色の花を咲かせる多年草です。
花の中心にある筒状花が円錐形に盛り上がり、その周囲から花びらが下向きに反り返る独特の姿をしています。
英名の Purple Coneflower は、この特徴的な花姿から名付けられています。
エキナセアは、「インディアンハーブ」とも呼ばれ、北米の先住民が薬用として大切にしたハーブです。
特に平原地域の部族では、根や地上部を利用して、歯痛、喉や呼吸器の不調、傷、虫刺され、蛇に咬まれた傷など、さまざまな用途に用いていたとされています。
その後、19世紀末から20世紀初頭にはアメリカの薬草療法家や医師の間にも広まり、さらにヨーロッパへ渡ります。戦後ドイツで科学的な研究が進み、現在では免疫との関わりが研究される代表的なハーブのひとつとなっています。
現在では、エキナセアを利用した植物製剤が広く知られています。日本では医薬品ではなく「健康食品(サプリメント)」や「ハーブティー」として流通しています 。
学名 Echinacea は、ギリシャ語の echinos(ハリネズミ) に由来します。
花の中心にある、硬く尖ったような円錐形の部分がハリネズミのように見えることから名付けられました。
乾燥状態では指に刺さると痛いので取り扱いには注意が必要です。
エキナセアの花は、ひとつの大きな花に見えますが、実はたくさんの小さな花が集まった頭状花序です。
中央の円錐形の部分には筒状花がびっしりと並び、周囲の紫色の花びらのように見える部分は、昆虫を花の中心へ誘う役割を果たしています。
そして、あの「ハリネズミ」のような中心部分には、種子になる小さな果実がひとつひとつ形成されていきます。
⭐ 今日、このハーブが気になったあなたへ
赤紫色の花びらと、ハリネズミのような花の中心。
エキナセアは、華やかさの中にどこか野性的な強さを感じさせる植物です。
「今日は少し自分を守りたいな」と感じる日に、エキナセアの一杯を選んでみるのもいいかもしれません。
🌺 herbalinkでは
Urara Blend(うらら)に採用しています。
Echinacea
キク科
ムラサキバレンギク属
学名: Echinacea purpurea
原産地・分布: 北アメリカ。アメリカ合衆国の中部〜東部を中心に、草原や開けた森林などに自生
利用部位: 葉・花・茎などの地上部
香: 草原や乾いた大地を思わせる、素朴で少しアーシーな香り。
味:使用部位によって若干味に違いがありますが、全体的にはほんのりとした甘味があり、後味はさっぱりとクセがなく、比較的飲みやすい味わいです。
葉が多いティーは海藻様の風味があります。ローズヒップとブレンドすると昆布茶のような味に。
根の部分が多いティーは、僅かに舌にピリッとした刺激感が残ります。この感覚はエキナセアに含まれるアルキルアミド類によるものです。
水色: 淡い黄色〜黄緑色。葉が多いほどやや赤みを帯びた褐色になります。
一杯あたりの目安: 約2〜3g(ティースプーン山盛り1杯程度)
抽出時間の目安: 3~5分
抽出温度・方法: 100℃
エキナセアは単独では少し草っぽさが目立つため、苦手な方はほかのハーブと合わせると飲みやすくなります。
熱湯を注いでフタをし、5分ほど蒸らしてください。レモングラスやミントなど、爽やかな香りのハーブを合わせると、エキナセアの素朴な風味がすっきりまとまります。
特徴的なピリッとした刺激感も、エキナセアならではの味わいのひとつです。
ブレンドの相性
レモングラス、レモンマートル、レモンバーム、ローズヒップ、ペパーミント、ジンジャー、ハニーブッシュ、緑茶など。
草っぽさのあるエキナセアには、柑橘系やミントなどの爽やかな香りを合わせると軽やかに。スパイス系とも相性がよく、冬のハーブティーにも取り入れやすい組み合わせです。
【効能・作用・研究】
エキナセア・パープレアには、アルキルアミド類、チコリ酸などのカフェ酸誘導体、多糖類など、さまざまな成分が含まれています。特にアルキルアミド類とチコリ酸は、エキナセアを特徴づける成分としてよく研究されています。
エキナセアは、古くから「感染症に用いる植物」として利用されてきました。現在では、風邪やインフルエンザ、コロナウイルスなどの上気道感染症についても多くの臨床研究があります。アルキルアミドや多糖類などについて、免疫細胞の働きや炎症反応を調節する作用が、現在も盛んに研究されているハーブです。
チコリ酸などのポリフェノールには抗酸化作用があり、エキナセア抽出物について炎症反応に関わる作用も研究されています。
【植物のこと】
エキナセアは、夏から秋にかけて紫〜赤紫色の花を咲かせる多年草です。
花の中心にある筒状花が円錐形に盛り上がり、その周囲から花びらが下向きに反り返る独特の姿をしています。
英名の Purple Coneflower は、この特徴的な花姿から名付けられています。
エキナセアは、「インディアンハーブ」とも呼ばれ、北米の先住民が薬用として大切にしたハーブです。
特に平原地域の部族では、根や地上部を利用して、歯痛、喉や呼吸器の不調、傷、虫刺され、蛇に咬まれた傷など、さまざまな用途に用いていたとされています。
その後、19世紀末から20世紀初頭にはアメリカの薬草療法家や医師の間にも広まり、さらにヨーロッパへ渡ります。戦後ドイツで科学的な研究が進み、現在では免疫との関わりが研究される代表的なハーブのひとつとなっています。
現在では、エキナセアを利用した植物製剤が広く知られています。日本では医薬品ではなく「健康食品(サプリメント)」や「ハーブティー」として流通しています 。
学名 Echinacea は、ギリシャ語の echinos(ハリネズミ) に由来します。
花の中心にある、硬く尖ったような円錐形の部分がハリネズミのように見えることから名付けられました。
乾燥状態では指に刺さると痛いので取り扱いには注意が必要です。
エキナセアの花は、ひとつの大きな花に見えますが、実はたくさんの小さな花が集まった頭状花序です。
中央の円錐形の部分には筒状花がびっしりと並び、周囲の紫色の花びらのように見える部分は、昆虫を花の中心へ誘う役割を果たしています。
そして、あの「ハリネズミ」のような中心部分には、種子になる小さな果実がひとつひとつ形成されていきます。
⭐ 今日、このハーブが気になったあなたへ
赤紫色の花びらと、ハリネズミのような花の中心。
エキナセアは、華やかさの中にどこか野性的な強さを感じさせる植物です。
「今日は少し自分を守りたいな」と感じる日に、エキナセアの一杯を選んでみるのもいいかもしれません。
🌺 herbalinkでは
Urara Blend(うらら)と、シングルハーブセレクションに採用しています。
自家栽培のエキナセア・パープレアを使用しています。
Honeybush
マメ科
サイクロピア属
学名:Cyclopia intermedia, Cyclopia subternata, Cyclopia genistoides などが代表的な茶用種
原産地・分布: 南アフリカ共和国。西ケープ州から東ケープ州にかけて広がる、固有の植物相をもつフィンボス地域に自生。
利用部位: 葉・茎
香: 蜂蜜やアプリコットを思わせる、甘く華やかな香り。ほんのり花を思わせる芳醇な香りがあります。
味: 渋みが非常に少なく、まろやかで自然な甘みがあります。クセが少なく、ルイボスティーよりも柔らかな甘い余韻を感じやすい、飲みやすいティーです。
水色: 透明感のある赤褐色〜オレンジがかった琥珀色。
ハニーブッシュ特有の甘い香りと風味は、茶葉そのものだけでなく、製造時の発酵工程によっても生まれます。
一杯あたりの目安: 約2〜3g(ティースプーン擦り切れ1杯程度)
抽出時間の目安: 5〜8分
抽出温度・方法: 100℃
おいしく淹れるコツ
ストレートでも香りと甘みを楽しめるハーブティーです。
茶葉をお湯に長めに浸しても渋くならず飲みやすいのが魅力。抽出時間を長くとるほどハニーブッシュらしい甘さとコクが深まります。デコクション(煎じる)での抽出にも向きます。
ティーポットで抽出する際は、熱湯を注いだらフタをして、5〜8分ほどじっくり蒸らしてみてください。
少し濃いめに淹れて温かいミルクを加えれば、やさしい甘さのハニーブッシュ・ミルクティーに。少量の蜂蜜を加えるのもおすすめです。
ブレンドの相性
ルイボス、カモミール、ハイビスカス、ローズヒップ、ペパーミント、オレンジピールやレモンピールなどの柑橘類、ドライフルーツなど
クセが少なくまろやかなため、ブレンドの土台にも向いており、さまざまなハーブと調和します。
酸味のあるハーブと合わせれば角をやわらげ、ミントなど香りの強いハーブと合わせれば全体をまろやかにまとめてくれます。甘い香りを活かしたいブレンドのベースにも向いています。
注意事項:
特になし
【効能・作用・研究】
主な成分
ハニーブッシュには、マンギフェリンなどのキサントン類をはじめ、フラボノイド、イソフラボン、フラバノン、クーメスタンなど、さまざまなポリフェノール類が含まれています。また、糖アルコールの一種であるピニトールも確認されています。カフェインを含まず、タンニンが少ないことも特徴です。
抗酸化作用
ハニーブッシュに含まれるポリフェノール類には、活性酸素を消去する抗酸化作用が報告されています。細胞や動物を用いた研究では、免疫反応などへの作用についても研究されています。
女性ホルモンとの関わり
ハニーブッシュに含まれる一部のポリフェノールやイソフラボンなどには、植物性エストロゲン様の作用が研究されています。ハニーブッシュは女性のライフステージや更年期との関わりからも注目されている植物のひとつです。ヒトでの作用については今後の研究が期待されています。
血糖との関わり
ハニーブッシュに含まれる糖アルコール(cyclitol)の一種ピニトールは、糖代謝との関係から研究されている成分のひとつです。血糖調節との関連について研究が進められています。
【植物のこと】
植物の特徴
ハニーブッシュは、南アフリカのフィンボスに自生するマメ科サイクロピア属の植物です。常緑性の低木で、葉は細長く、春にはマメ科らしい黄色い花を咲かせます。酸性で栄養分の少ない土壌にも適応し、乾燥や山火事など、フィンボス特有の厳しい環境の中で生きています。
名前の由来
「Honeybush(ハニーブッシュ)」という名前は、花や植物から漂う蜂蜜を思わせる甘い香りに由来するといわれています。
歴史や文化
ハニーブッシュは、南アフリカのケープ地方で古くから利用されてきた植物です。先住民 Khoi-San(コイサン)の人々の間では、野生のハニーブッシュの葉や茎を煎じて、咳などの呼吸器系の不調に用いていたとされています。
商業的な生産が本格化したのは比較的新しく、1990年代以降。自生地域が限られているため、現在では野生のハニーブッシュを採取するほか、現地での栽培も行われています。
南アフリカの友人によると、ハニーブッシュは国民的な飲み物として知られるルイボスほどポピュラーではなく、現地ではレモングラスやカモミールなどと同じく、数あるハーブティーの選択肢のひとつという感覚なのだそうです。
その甘い香りと飲みやすさから、近年は欧米や日本でも注目を集めています。
植物学的エピソード
ハニーブッシュが生きるフィンボスは、火とともに生きる植物たちの世界です。
ただし、すべてのハニーブッシュが「火がなければ発芽できない」わけではありません。Cyclopia の中には、火災後に地下部から芽を出して再生する種類と、親株が枯れた後に種子から次の世代が育つ種類があります。
種子には休眠性があり、種類によっては熱処理や傷をつける処理などによって発芽率を高める研究も行われています。
火を経験した土地から、また新しい植物が育っていく。そんなフィンボスの生態系そのものが、ハニーブッシュの背景にあります。
⭐今日、このハーブが気になったあなたへ
蜂蜜を思わせる甘い香りをもつハニーブッシュ。
少しだけ肩の力を抜いて、甘い香りに身をゆだねる時間をつくってみるのもいいかもしれません。
🌺 herbalinkでは
Urara Blend(うらら)と、シングルハーブセレクションに採用しています。
ハイビスカス
ヒース
ローズ